Miniをカスタマイズ。
ミニはオーナーの好みにカスタマイズする事によって、さらに愛着と機械を超えたリレーションシップが育まれます。小さなカスタムから大掛かりな改造まで世界に一つだけのミニをオーナーであるあなたがデザイン出来ます。
MK1~2スタイルに変えるだけがカスタムではありません。設計の古いミニに最新の自動車工学を取り入れるDHR流のカスタムをご検討ください。
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DHR-CCVS クランクケースバキュームシステムエンジン内部のピストン運動によって生じたクランクケース内部の圧力を、インテークの負圧を利用してワンウェーバルブから吸い込む事によって減圧。3000rpmあたりに在った伸びの悪さがなくなりエンジンは低回転から5000rpmまでスムーズに回ります。効果はエンジンブレーキが程よく減少することでどなたにも体感出来ます。
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WSC-VTE ヴェンチュリートルクエフェクターミニのインジェクションシステムは4気筒OHVエンジンに一般的な一本の吸気ポートで2気筒にガソリンを供給します。インテークマニホールド内部に生じた吸気脈動をより速く保つ為には適切なポート内径に吸気直前部分を変えることが効果的です。WSC-VTEはDHR-CCVSによって生じた吸気脈動をさらに加速させる効果があります。発進時のエンストは吸気脈動の効率化で粘りを持ち、高回転時においてもインテーク内の霧状のガソリンを液化することなく吸い込んで厚いトルクとエンジン出力上昇に寄与します。
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DHR-SIF Spiインテークファンネルキャブレターのファンネルは長さによってエンジンの出力特性が異なります。ミニのインジェクションシステムは燃焼室への直噴型ではないので、キャブレター同様にファンネル効果があります。ミニのインジェクター噴射位置を変更し、燃料カットが6000+である回転域特性を最大に発揮させるために適正な長さのファンネル形状のアダプターを装着することでキャブレター以上の厚いトルク特性と高回転まで回りきるエンジン特性を得ることが出来ます。
Miniを整備。
ミニは英国で作られ英国の気候を基準に作られています。しかしながら日本は北海道から沖縄まで、厳しい寒さや亜熱帯の暑さまで存在します。その中でも高温多湿の気候に英国本国仕様では対応し切れません。
同様に日本には車検制度があり、路上を走行する全ての車輛は一定水準以上の整備を受けている必要があります。DHRでは日本の道路事情に合った独自のパーツを展開しています。
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暑い夏を乗り切る日本仕様のラジエター夏場の日本の暑さは冬の気温差とは異なり、全国的に30度を大きく超える厳しいものがあります。英国の比較的穏やかな冷却システムでは十分な冷却が出来ず、さらに現存するインジェクション車の多くはクーラーが標準装備されていることからエンジンへの負荷が大きく、オーバーヒートぎりぎりのエンジン構成になっています。DHRアロイ強化ラジエーターは最新のコア技術と最大厚のコアを用いて冷却水容量を増やし走行中であれば真夏であっても電動ファンの作動が必要ないレベルの冷却性能を提供します。
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消耗部品は安価で常にフレッシュ車齢20年を超えたミニは経年劣化に伴う部品交換が必要です。どれだけ大切に乗っても経年劣化は避けられません。消耗品をより安価に提供することでミニはより良いコンディションを保つことが出来て、それはオーナーの総合的な負担を低減します。97年以降の日本仕様ファンベルトやテンショナー、同時点火仕様のMPIコイルパック、シリコン製ラジエーターホースセット、インテークのウォーターパイプ補修キットなど時在庫しております。
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最新の3Dスキャン・設計技術をフィードバックミニはブレーキシステムの設計の古さは否めません。レース用と謳うブレーキキャリパーも、実は普通に走行するミニにもオーバークオリティーではありません。その理由はホイールサイズの小ささにあります。スポーツパッケージで唯一13インチホイールが採用されましたが、それまでは10・12インチというサイズの小さなホイールで、スタンダードな10インチホイール車輛ではドラムブレーキが長く使われてきました。DHRではWRCラリー車輛に部品を供給する英国メーカーと共同で10インチ4ポットキャリパー製作・提供しています。マスターバックが標準になった車輛には軽いタッチで高い制動力をホイールサイズに左右されない汎用性を備えたキャリパーを提供しています。
Miniを修理。
ミニの修理は分解や油脂類の交換や塗布が欠かせません。そしてミニは現代の日本車のようにメンテナンスフリーな耐久性を備えていません。
ミニに乗り続ける為にはエンジン部分、外装の防水パーツ、サスペンション部品の定期的な交換が必要です。DHRではミニの良さを最大限に引き出すサスペンション性能の維持やクイックなハンドリングを独自設計のパーツで提供しています。
装着時の調整が不要なボールジョイントやグリスアップできるタイロッドエンド、クーラー未装着の車輛が暑い夏も快適に走行できるベンチレーターなどを提供しております。
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サスペンションアームのオーバーホールグリスアップを行ってもローラーベアリングの消耗はカバー出来ません。ローラーベアリングの交換は特殊工具の仕様やブッシュのリーマーによる切削が必要です。DHRでは個人のDIYやショップの外注作業をお受けしています。お気軽にお問合せ下さい。
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ウォーターパイプの交換作業高温のラジエーター液が循環するインマニのスティールパイプはホース取り付け部分が経年劣化で腐食してゆきます。これまでアッセンブリー交換しかできなかった、オーナーに高い負担を強いてきたインマニのウオーターパイプ部分のリフレッシュもDHR製キットを使えば安価に対応できます。交換作業はDIY可能なレベルですがきれいで確実な作業は熟練のDHRにお任せください。お預かりした翌日にはご返却いたします。
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整備性の改善は全てに優先します。そして高い整備水準を可能にします。DHRではクイックボンネットリリースキットを提供しています。狭いエンジンルーム、小さな車体はボンネットサイズも小さく、メカニックは体を滑り込ませて整備環境の悪い中で作業を強いられます。クイックボンネットリリースは簡単にボンネットの脱着を可能にし、ボンネットロックやボンネットキャッチを気にせずに整備できます。外したボンネットは調整の必要がなく元在った位置に容易に装着可能です。